STORY
虚ろの中で幻士郎は亡き父「久坂衒太夫」の夢をみた。
悪霊と戦う衒太夫。そして、衒太夫は…幻士郎に想いを託して死んで行く…。
目を醒ますと幻士郎は見知らぬ世界にいた。
果ての無いその世界を、幻士郎は船で漂っている。
幻士郎はお藤を救うためにすべての命を使い、水野を倒したはずだった。
それなのにどうして…。
そんな中、どこからともなく声が聞こえる。
「君はまだ死んじゃいない…」
困惑の中、光に飲み込まれる幻士郎。
次の瞬間…幻士郎は町の中にいた。
すぐに、自分が誰にも見えない存在、
つまり「幽霊」になっていることに気がつくのであった。
そんな中で幽霊の幻士郎は、
世の中では“インチキ霊媒師”と呼ばれている幻士郎ら幽霊たちと話せる「恐山寂蓮」、
幻士郎と同じく幽霊である「市村左十朗」、
その左十朗を追って現れた死神「亞門」と出会い、
幻士郎はとある歌舞伎一座の殺人事件に巻き込まれることになる。
そして、ひょんなことから、亞門とコンビを組むことになり、
“幽霊探偵”として、事件の捜査に乗り出すのであった。