

時は、将軍・家光の治世。
死神遣いとして探偵業を営む幻士郎のもとに新たに舞い込んできた徳川からの依頼。それは、江戸城の宝物殿に忍び込んだ泥棒“銀狐”を捕らえよ、というものだった。そのころ、幻士郎と契約関係にある相棒の死神・十蘭には、冥界に帰らなければならない期日が迫っていた。そして、幻士郎の父・衒太夫と、十蘭の父・光蘭が封じたはずの死神・無限狼の封印が解け…。
幻士郎と十蘭の最後の仕事、ふたりは再び無限狼を封じることができるのか――!?
ムービー(映画)×ステージ(演劇)の融合を目指す革新的エンターテインメント【ムビ×ステ】。
シリーズの中でも唯一の連作が紡がれた『死神遣いの事件帖』がついにファイナルを迎える。
主人公・久坂幻士郎を演じるのは、舞台「刀剣乱舞」など舞台を中心に活躍する鈴木拡樹。その相棒の死神・十蘭に、7ORDERのリーダーとしてメインボーカルを務めながら俳優としても活躍する安井謙太郎が扮する。『死神遣いの事件帖 -傀儡夜曲-』(2020)、『死神遣いの事件帖 -月花奇譚-』(2022)を経て、より、その絆を深めたふたりが“ファイナル”にどう挑むのか!? また、生駒里奈が、一同が集う居酒屋の看板娘・おみつを演じ物語に花を添える。さらに、封印が解けた最恐の死神・無限狼に『しにつか』シリーズ初参戦の梅津瑞樹。そして、侠客・鬼八一家のリーダー・庄司新之助には崎山つばさなど、おなじみのキャラクターたちも集結し、オールスターでシリーズファイナルを彩る。
監督&脚本は、シリーズを通して務める柴﨑貴行と須藤泰司のゴールデンコンビ。
果たして、『しにつか』をどう締めくくるのか――必見!